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シニアドッグのケアは、早期発見と適切な処置が何より大切です。 illustlation by:タケダアズミ
白内障は眼球の中の水晶体に濁りが生じて起こる眼病です。
老齢期になると発症する病気の代表的なものの一つです。
詳細な原因とメカニズムに関しては不明な点が多い病気ですが、老化によって代謝サイクルに狂いが生じ、
眼神経の衰えとともに眼細胞の再生が上手く行かなくなり、
死滅した古い細胞が眼球の中に溜って行くことで起こると考えられています。
病気の兆候は黒目の中にぽつんとした小さな白い斑点が現れることで気づくことが出来ます。
シニアドックだから反応が悪くなったと放置していると、どんどんと症状は悪化していき最終的には視力の殆どを失います。
最近では犬用の眼内レンズを人工的なものに置換する手術も開発されていますが、費用面で非常に困難な手術となります。
(片目で大体30万円〜40万円かかります)
白内障は早期発見できれば点眼薬と内服薬の服用で進行を遅らせることができます。
また日常生活を見直し、目に良いとされるサプリメントやストレスを軽減させるような工夫をすると更に効果的です。
日頃から愛犬を良く観察することが病気の早期発見と早期治療に役立ちます。万が一白内障で視力の殆どを失ってしまうと、
愛犬の行動範囲は狭まってしまいます。しかし、ちゃんと監視しながら危険のないように積極的に歩かせることは、
愛犬にとってもその他の老化現象を抑制するためには有効なので、
動くことが大好きな子はこれまでと同じ散歩量を確保するように努めましょう。
ただし、視力が衰えた愛犬はそれが例え飼い主さんでも急に触られると驚いてしまうことがあります。
これでは心臓へ大きな負担を掛けることになるので、触る前には愛犬がそうと分かるサインを決めておくようにしましょう。
声を掛けながら指の背で鼻に優しくタッチするなどが良いでしょう。