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愛犬が十分にリラックスできる環境をつくってあげましょう。 illustlation by:タケダアズミ
ペットを巡る生活環境の変化、特にフードの改良と医療技術の進歩によって犬の平均寿命は大きく伸びています。
愛犬と少しでも長い間暮らすことが出来るのは飼い主さんにとって大きな喜びですね。
しかし、反面、都市型のペットの場合外部との接触が少ないことによるストレスや、
飼い主さん不在時の孤独によって精神的な疾患に陥る可能性が高いと言われています。
また平均寿命の高齢化と比例して発症率が急増しているのががんです。
がん発症のメカニズムは様々な原因が考えられますが、老化とともに免疫力が低下することで、
がん細胞を抑制出来なくなってくることが分かっています。
生き物の体内では常に古い細胞が死滅し新しい細胞が増えることで全体的な細胞数が一定数になるように調整されています。
これが代謝サイクルと呼ばれる命の周期です。ところが新しい細胞が出来るときにはそのうちのいくつかが不良化してしまいます。
これががん細胞の正体です。しかしこの複製不良の発生は代謝サイクルの中では折込済みで、
体内をパトロールしているNK細胞がこれを見つけると直ちに駆除して健康状態には影響がでないようにコントロールされています。
このような免疫系の働きはリラックスしているときの副交感神経の作用で活性化することが知られています。
したがってストレスの多い最近の都市型のペットの場合、副交感神経の活性化が不十分となりがん発症のリスクを高めてしまいます。
同様に免疫系の働きを弱めてしまうのが老化です。老齢期にさしかかると次第に神経細胞の数が減少していきます。
交感神経や副交感神経の働きも脳から出る信号によってコントロールされているので脳機能の衰えとともに免疫系も衰え、
日々発生するがん細胞の抑制が効かなくなり暴走を許してしまうとがんが発症します。
適度な運動と正しい食事、ボディタッチや言葉によるコミュニケーションは脳に適度な刺激を与える大切な日課です。
シニアドッグになる前から出来るだけ多くのコミュニケーションを愛犬ととることが、
その後のシニアライフに大きな影響を与えることになります。