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垂れ耳の子は要注意ですよ。 photo by:Cordey□
犬は五感と呼ばれる聴覚、視覚、嗅覚、触覚、味覚のうち、聴覚と視覚、そして嗅覚に関して言えば人間よりも遥かに優れた能力を持っています。
特に嗅覚は人間の1000万倍とも1億倍とも言われていますが、聴覚に関しても人間の数倍遠くの音や小さな音を聞き分けたり、人間には聞き取ることができない周波数の音を聞き取ることができたりします。
それゆえに犬の耳の構造はとても複雑で、デリケートにできています。犬の顔の中でも耳の占める割合は人間に比べて非常に大きな割合を占めています。また集音能力を高めるために耳から耳管に到る表面積を広くするために複雑な渦巻き構造をしているのです。
犬種によっては耳の中から被毛が生えている種類もいます。また、垂れ耳と立ち耳とがありますが、いずれにしても耳あかが溜って不衛生な状態になると外耳炎などの病気になりやすいので注意が必要です。
犬の耳の衛生状態にとって最も厄介な時期は春先から夏場にかけてです。この時期は湿気が高くノミやダニが大量発生するため、耳の中に入り込むとそこで大繁殖を起こすことがあるのです。犬が頻繁に耳のあたりを気にしてぼりぼりと掻いている場合、耳のトラブルが発生している可能性があるので、まずは獣医に見せる様にしましょう。
犬の耳の中の構造は非常に複雑でデリケートです。素人が安易に耳の中の掃除をしようとすると却って症状を悪化させる可能性があります。日頃のケアにしても耳の掃除は表面のゴミや垢を軽く取り除くに程度にとどめましょう。
耳の中の掃除をするにはリキッドタイプのクリーナーが適しています。綿棒などで強く耳の内壁をこするのは禁物です。リキッドタイプのクリーナーを数滴耳の中に垂らし、犬が首を振ることで中に溜った汚れや垢を外にはじき飛ばすことが出来ます。その後耳の表面あたりに出てきた汚れを優しく拭き取るようにしましょう。それも毎日は禁物です。耳のトラブルが発生しているときは獣医さんの指示に従うようにしましょう。