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年を重ねるほどに、愛おしい家族。 illustlation by:タケダアズミ
我が家に初めてやってきた頃は小さくてころころしていた愛犬にもいつかはやってくる高齢期、しかもそれは人間の数倍のスピードで訪れてしまいます。
犬の老化について知っておくことはシニアになった愛犬とあなたとの健やかな高齢期を送るためにとても重要です。老化のサインを見逃さないようにしましょう。
一般的に小型犬や中型犬では7〜8歳、大型犬で5〜6歳から老齢期に入るといわれています。
この頃からぼんやりとしている時間が多くなったり、反応が少し遅くなったと感じられる様になるかもしれません。
老化はやがて訪れる飼い主さんとの別れのサインとなりますが、それだけ長く一緒に居られたことへの感謝と喜びをまずは噛み締めて下さい。
愛犬はシニアになっても、死のその瞬間まであなたとあなたの家族を愛し続けてくれます。
愛犬にとって老齢期が穏やかで優しい時間であるようにあなたは飼い主として気をつけなければならないことがありますが、
それも愛犬と共に暮らしてきた証です。私が数年前飼っていた最初の犬に先立たれた当時、膀胱癌を患っていて手の施し様がない所まで進行してしまいました。
介護の手はかかりましたが、お世話することが一度も苦痛だったことはありません。
一番怖かったのは朝起きたらその子が呼吸をしておらず、お世話することすら出来なくなってしまうということでした。
残された時間をできるだけ一緒に過ごすようにと一緒に散歩していた場所に、もう歩けなくなったその子を抱きかかえて毎日通っていたのも今では良い思い出です。
亡くなるその日には動物病院ではなく自宅で自分の腕の中で息を引き取りました。 最後の瞬間に自分が立ち会えたこと、慣れない病院で寂しい思いをさせなかったことはせめてもの慰めになっています。
別れは辛いものですが、それ以上に一緒に過ごせた11年の歳月の方が私にとってはかけがえのない日々です。今でも巡り会えたことに感謝、そして側に居てくれたことに感謝しています。