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PTSD(心的外傷後ストレス障害)とは、死ぬ危険性のある出来事や重傷を負う出来事などの後に、
心的外傷やストレスが原因で起こる疾患のことです。
実はわんちゃんも地震などのショックでPTSDの症状が出ることが報告されています。
illustlation by:タケダアズミ
●物音におびえる。
●不眠状態が続く。
●食欲が無くなり、普段の半分も食べない。
●食べても、しばらくすると吐いてしまう。
●下痢が続く。
●落ち着きが無くなる。
●ちょっとしたきっかけで凶暴に振る舞う。
●何もなくても、独りでいるとふるえている。
●飼い主の後を常について回る。
●独りで留守番させようとするとパニックになって暴れる、失禁・脱糞する。
人間の子供の場合では、悲劇的な体験の記憶が急に思い出されることで、
それが激しい不安を引き起こすことがあります。
人間の場合は、「視覚情報」からこうした症状を起こす事が多いですが、
犬の場合は主に「聴覚」と「触覚」によって引き起こされる様です。
人間の子供の場合、恐怖を引き起こす体験を無かった事にしたいと言う気持ちから、
その原因となりうる事を無意識的に避ける行動が見られます。
犬の場合は、怖い思いをした場所、物を無意識的に避けるように振る舞います。
この症状は子供も犬も共通点が多いです。
興奮状態に陥り、中々寝付けず、睡眠中もちょっとした物音が気になって、
すぐに目を覚まします。集中力が落ち、怒りっぽくなり、必要以上に警戒心を抱きがちになります。
必要なケアは、基本的に「安心感を与えること」です!
まず、常に愛犬の傍にいてあげましょう。
そして愛犬の様子を飼い主がいつでも見る事が出来るようにします。
これによって愛犬からも常に飼い主が見えるので、
安心感を与えることができるのです。
愛犬が何かにおびえる様子を見せたら、
すぐに声をかけて呼んであげましょう。
または飼い主が愛犬のそばへ行き、身体をそっと抱いてあげてください。
そして愛犬が喜ぶ場所を優しく撫でてあげます。
笑顔と落ち着いた声で「大丈夫だよ、怖くないよ」と繰り返し声をかけてあげましょう。
つまり愛犬に「一人ではないこと」を教え、安心させてあげるのです。
このような対応を、症状を見せ始めた初期のタイミングで繰り返します。
愛犬がパニックになるまで放置したり、
騒ぐ愛犬を強く叱る事だけは絶対にしないで下さい。
精神的に傷つき、パニックになってしまっているので、
それでは余計に症状を悪化させてしまいます。
症状が落ち着いてきたら愛犬が好きなコマンドなどを繰り返したりして、
成功したら大げさに褒めてあげましょう!
同時に、「自分は大切にされている」あるいは「自分は飼い主の役に立っている」と、
日々実感させるように接してあげるのも効果的です。
しかし、「上書き」とは「完璧に消すこと」もしくは「忘れること」ではありません。
似たような出来事にあった瞬間にフラッシュバックしてしまう可能性は大いにあります。
なるべく同じような衝撃を与えないよう、愛犬を支えてあげてください。